今日8月6日は広島原爆の日。今日もニュースやTwitterで、世界各地で国や人が争っている情報が伝えられています。ご存知のようにたくさんの子どもたちが犠牲になっている情報も。このニュースに触れる多くの方々は、たった一人にだって怪我なんかして欲しくないと思っているのではないでしょうか?

それでも一向に争いが無くならない現実を前にして思い出す言葉があります。それはこの話題には不似合いなアイドルのバラエティ番組でのこと。ゲスト講師として登場したのは、「笑っていいとも」への出演で有名になった生物学者で広島大学准教授の長沼毅理学博士でした。

ユーモアに溢れた語り口で、楽しく分かりやすく生物の進化について解説していた長沼氏ですが、番組の後半でMCの若い芸人が人類の未来について聞いた時、長沼先生は驚く言葉を口にしました。

 

「99%人類は絶滅します」

戦争と数十年後から数百年後に起こる寒冷化によって人類の存続が危ぶまれるというのです。寒冷化は技術の革新で乗り切るしかありません。今の文明はこのまま存続できないかもしれませんが、生き残ることは出来そうだといいます。

しかしそれでも、進化の過程でチンパンジーと人間が受け継いだ、仲間を殺し、子供を殺す凶暴で野蛮な性質が戦争を起こし人類を滅亡させる可能性が高いというのです。

それまでのトークが楽しく軽快であっただけに突然の厳しい言葉にスタジオの空気も重くなっていました。もちろん僕もドン引きでしたよ。

 

残された1%の希望とは

長沼先生は「このままでは99%人類は絶滅してしまうが、残された1%の希望は我々が進化することにある」と言っていました。

進化とは、目的に合わせて都合よく起きるものではなく、ある日突然、偶然に、どこかで(今の人類はアフリカだった)より高度な性質をもった生物が誕生することで起こります。

しかし先生は遺伝子の研究によって「我々は地球上の生物で初めて自分たちの思い通りに進化出来るかもしれない」といい、「私としては平和な人になりたい」と付け加えていました。

 

 

心を進化させること

自分たちで遺伝子をどうすることも出来ませんが、強く決意して思考をコントロールすれば、今とは違う、意識の高い人となることは出来るのではないでしょうか。

世界中の人々が、嫌な物事や人、争いごと、憎しみなどの負の感情に背を向け、愛するもの、好きなものだけに集中すれば、少なくとも今より状況は好転すると思います。

たった2時間しか争いをやめられない人類にはもう決別したいと思うのです。