YouTubeでB.B.キングとエリック・クラプトンの”Help the poor”を探している時、とても興味深い動画が検索に掛かった。

“Giving $100 to Homeless People” (ホームレスに100ドルを与える)というタイトルはぱっと見では、経済的に恵まれた人達がホームレスの人たちに大金をばらまいてその反応を楽しんでいるかのような印象を与えるたので少し警戒した。

しかし僕の本来の目的(”Help the poor”の動画を見つけてギターを弾きながら一人深夜に大声で歌うこと_| ̄|○)をそっちのけでその動画を見ることにしたのは、動画のサムネイル画像がとても美しかったから。

それと動画のタイトルの後半部分にある”Give Back Films”という名称に興味をもったこと。”Give Back”の意味は「与える」ではなく「返す」という意味だから。何か期待できるような気がした。何に?笑

印象的だったのは噴水前で頭を抱え込んでいた男性です。「100ドルだよ」と言って差し出すと「冗談じゃなくて?」と聞き返し「冗談じゃないよ」と言うと、感謝の言葉を述べ、通りで服や身分証明証など全てを盗まれてしまった災難について話した後、また感謝の言葉を伝えていました。

 

この動画を見終わった時、僕はすでに胸熱状態でグッと来ていましたが、関連動画には更に興味を引くサムネイルがたくさん並んでいたのですぐに次の動画を探しました。

そして次に気になった動画は“Paying for People’s Groceries”(人々の食料品の支払いをする)でした。

推測するにこの動画の撮影時期はサンクス・ギビングを迎えようとしている11月の下旬でしょう。家族や親戚が一同に集まるので、どこの家庭でも物要りになる時期です。そのため普段より買い物が増え、買い物の額も大きくなっていると思われます。

まず撮影者が予め店内を歩いて無料にする買い物客を選び、レジに並んだ買い物客にレジの担当が「おめでとうございます!あなたは『今日の無料食料品』が当たりました!」という仕掛けです。

この動画には特に引きこまれました。何かが強く胸を打つのです。それでもしばらくこの感情は何なのか?一体どこからくるものなのか?自分でもよく分かりませんでした。

確かにまとまった支払いが「タダ」になるのは嬉しい事ですが、レジに並んでいるということはお金が無いわけではありません。もともと買う予定でレジに並んでいたのですから、はじめてこの動画を見た時、浅はかな僕は、果たしてこれが泣いて喜ぶ程のものなのか疑問に思ってしまったのです。

しかし、少し落ち着いて動画を見直すと動画の中である女性が“You made my year”(あなたのお陰で最高の一年になったわ)と言っているのを聞いて、無料の食料品を得た人たちはただ単に喜んでいるのではなく、与えられたことに対して感謝しているのだということに気づきました。

彼らは自分に与えられた物の価値をしっかりと認め、それに対して強く感謝しているのです。そして僕は与えられたものに感謝している人の美しさに感動していたのでしたのですね。