メールの送信時刻を気にするようになった
以前はメールを送信するのに時間など気にしなかった
こちらの都合の良い時に書いて送っておけば、相手が都合の良い時にPCを開いて確認する。これがメールの良いところだとさえ認識していた。
ところがビジネスマナーが定着するスピードを遥かに凌駕してスマートフォンが普及したおかげで、気を使わざるを得ない場面に度々遭遇するようになった。
要は夜中にメールを送ると、寝ている相手のベッド近くのスマホが「ピピ♪」と鳴るような状況が起こりえるのだ。
企業相手のビジネスシーンならPCで仕事をすることが多いし、メールもPCで開くから問題ない。
と思っていたのだが、先日別の問題が起きた。
メールの送信時刻で見栄えが変わる?
その日は朝方まで仕事をしていて、最後にクライアント宛のメールを作成し送信したのだが、送信時間を確認した相手が「朝方まで仕事をさせて申し訳ない」というのだ。
こっちは夜型で勝手に好きな時間に仕事をしているのだが、8時から5時の会社に夜中のタイムスタンプがついたメールを送るのは確かに品がないかもしれないと思った。
Gmailは送信予約ができる
そこでGmailの送信予約機能を初めて使ってみた。
やり方は簡単で、送信する際に青い送信ボタンの横の三角をクリックすればメールの送信時間を設定できるようになっている。
こんな簡単なことで相手に都合が良かったり、こちらが良い印象を受けることになるなら使える機能だと思う。
ビジネスメールの新しい習慣
一昔前ならビジネスに於いて、携帯キャリアのメールアドレスを使っているような人とのやり取りは当然ないからメールを送るタイミングなど気にしないで良かった。しかし今ではオフィスやフォトショップまで使える様になったスマートフォンのまさかの進化は各人の仕事の仕方まで変えた。
というか僕もスマートフォンでメールを確認したり、メールを送ったりもしている。スマホをジンバルに取り付けて、撮った動画をGoogleドライブでそのまま送るなんてこともやる。
高機能で仕事に欠かせないだけでなく、ハンドヘルドなガジェットのその身体的近さを考えると、それを考慮した立ち居振る舞いがその人の印象につながることは十分に考えられる。